大学で物流を学び、ゼミでは地方経済について研究し、これまで学んだことを活かすことができる職場を地元で探していました。そんなとき、はりまっちの合同説明会で丸魚水産に出会ったんです。趣味は料理で、魚を捌くことや、魚料理がメインの居酒屋でアルバイトをしていたこともあり、“魚”に関わる仕事に興味がありました。そこで大学3年生のときに、大阪の魚市場のインターンシップに参加し社員の方の隣で、セリを初めて体験しました。そんな経験もあり丸魚水産の仕事内容は想像しやすかったです。また、大学が東京だったので時間的にもお金にも限りある状況の中で、会社説明会・市場見学・面接とこちらのスケジュールを優先的に考えてもらいトントン拍子で選考が進んでいったこともあり、迷いなく入社を決めました。

今は鮮魚部に所属し、青物・一般課という部署で働いています。取り扱う魚種は、サバやアジなどの青物が中心で一般的にスーパーで見ることのできる魚です。そこで私は、荷卸しや仲卸さんへの配達、伝票作成のほかセリの補助などをしています。覚えることはまだまだ沢山ありますので、今は先輩の背中を見ながらできる仕事を増やしている真っ最中です。人とのコミュニケーションを大事にし、いずれは自らが産地に出向き、自分の見つけた商品をお客様に提供できる日を目標に頑張っているところです。

量販店などで、「この産地でこの魚、今朝自分が仕分けたものかもしれない！」と思うと、なんだかうれしくなりますね。それと同時に、新鮮で安全な魚介類を全国から集め、それを消費者の食卓に届けるという食品流通の中心を担っていると思うと、自然と身が引き締まります。また、今までの日常生活では気づくことのできない“食品物流の仕組みの裏側”に潜入できることも、丸魚水産で働く魅力のひとつですね。