もともと食べることが好きで「地元で食に関わる仕事に就きたい」と、はりまっちで見つけたのが赤穂化成です。大学で管理栄養士の勉強をしていた私にとって“健康＝減塩”という意識がどうしても強くて…。そんな中で会社説明会に行くと、赤穂化成の塩はミネラルが豊富で身体にも良いことを知り、塩に対する見方を変えてもらったのがとても印象的でした。塩のイメージが強かった赤穂化成ですが、化成品や豆腐製造用資材など、幅広いジャンルの商品を手掛けていたことも興味をもった要因の一つです。また、選考に進み内定をいただいたあと、10月に社内のスポーツ大会に参加させてもらったんですが、先輩社員の方々があたたかく迎え入れてくださって。アットホームな雰囲気ですぐに馴染むことができたので、働くのが楽しみになりました。

私が所属する日本遺産部は塩づくりを通して育まれた歴史文化、伝統を含めたストーリーが日本遺産に認定されたことを受け、地元から盛り上げていこうと立ち上がりました。自社製品を使ったサンプルを作って社内でアンケートを取ったり、どんな料理に合うかを検証したり、商品開発に携われるやりがいのある仕事です。現在のメイン業務は、週2回ほど開催される料理教室の運営。上司とともに企画を練るところから始まり、お客様へのメール配信やホームページでの告知、当日の受付や講師のアシスタントまで幅広くこなします。時には外部の講師を招いたり、季節に応じて味噌や梅干しを作ったり。料理に関する新しい発見も多く、私自身が楽しんで取り組んでいますね。

料理教室を終え、笑顔で帰られるお客様を見るとうれしくてホッとします。参加してくださる方は近隣にお住まいのリピーターさんが多いので、顔見知りになっていつの間にか仲良くなることも。「赤穂化成さんの塩はおいしくて健康的やから愛用してるねん」といった消費者の声が実際に聞けるのは、お客様と直接お話ができる料理教室の特権だと思います。今はまだアシスタントですが、ゆくゆくは1人前の講師になれるよう、先輩の姿を見ながら勉強の毎日です。