高校時代のアルバイトを含め、バスガイドやアパレルなど接客関係ばかりしていました。30年もの間、事務職をしていた母の勧めもあり、長く勤められ安定している先で事務職を探していたところ、イクティスのオープニングスタッフの募集が目にとまり、面接を受けました。店長からは、カフェの営業・運営をやらないかと言われましたが、事務職に就きたいという私の思いを聞き入れてくださり、事務をやりながらという形になったので入社を決めました。最初の1年間はアルバイト、2年目から契約社員として勤務しています。最初は不安もありましたが、ヴィーナスギャラリー姫路白浜店は、事務をしながら様々なことに挑戦させてくれる職場環境に大満足。この職場を選んで良かったです。

月末の会計処理やタイムカードの入力、出入り業者さんの対応、新しく入ってくる従業員に対する就業規則などの説明、制服の寸法合わせなど、事務一般を担当しています。カフェ業務としては、日々の売上管理や販売業務のほか、新メニューの提案や改善、カフェクルーのケアなど、事務とはまた違った仕事にもチャレンジしています。カフェのクルーは女性ばかり。出勤してきたとき、表情が冴えないとか、ちょっとしたことが同じ女性だから分かるんですね。そんなときは、時間をとって話し合ったり相談したりするなど、しっかり向き合うように心がけています。月1回はクルーとの面談もおこないます。話の内容によっては、店長に相談することもあり、私の役割は橋渡し役ですね。お陰様で、最近はクルーから相談を持ちかけられることも増えました。

人とコミュニケーションを取るのが大好きなんです。だから、納品業者さんとも挨拶だけでなく、たわいもない会話を交わすようにしています。4年間続けた結果、今では業者さんから「最近お見かけしなかったけど元気でした？」などと話しかけられるようになりました。お客様と接するときも同じで、中には「赤松さんのファンです」と言ってくださる方もいて、本当に嬉しいですね。「不機嫌なところを見たことがない」「悩みあるの？」と言われることが、私にとって一番の褒め言葉なんです。実は、アルバイトのとき、一度辞めようと思ったことがあるんです。でも、上司をはじめ仲間の人たちが親身になって相談に乗ってくれました。今は、社長まで私の言うことに耳を傾けてくれます。そんな温かい人たちと一緒に働いている。それが私の誇りです。