大学では中高の教員免許を取得したのですが、卒業後すぐ教員になる前に一度社会人として一般の企業で働きたいと考えていました。漠然と、働くなら関西圏がイイかなという程度でしたが、家族から地元に帰っておいでと言われ、「そうだ、おじいちゃんがＪＡさんを利用していたなぁ、それならJA兵庫西を受けてみよう」と即決しました。JA兵庫西なら多角的事業を通じて、地元に地域貢献できる！と思ったのと、『親しみやすく身近な存在を目指す』という経営理念に共感したのが入組の決め手になりました。

金融渉外担当という肩書ですが、銀行のような仕事ばかりではありません。1日、多い時には20軒ほどの利用者宅に伺い、定期積立など預金集金業務や満期のご案内、他の金融商品の利点の説明や、共済商品のご紹介など、業務内容はいろいろです。また、苗のご注文を受けたり、＜旬彩蔵＞の施設内サービスの周知をしたり、マイカーや教育資金などのご相談も受けたりします。金融機関とは異なり、ＪＡならではの「暮らしのすべてに寄り添う、何でも相談できる身近な存在であり続けたい」と願い、これからも入組当時のアツい想いが変わらぬ私で！と頑張っています。

利用者様に、孫のように接していただけることです。利用者様とお話しているとき、来訪された方に冗談で「この子、孫やねん。」と言ってくださったり、利用者様から「いやぁ、長尾さん、元気にしてる？、あのとき長尾さんに教えてもらっといて良かったわ！」と気さくにお声掛けいただけるのがとてもうれしく、やりがいを感じます。私は、ご挨拶することを何より大事にしています。道端でお出会いしただけの方にご挨拶をさせていただいたのがきっかけで、「いつでも寄ってって」と営業に繋がることもあります。これからも地域の方々とのちょっとしたふれあいを大切にしながら、地域に根付いていきたいです。