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業種:メーカー(機械) / メーカー(その他)
私が研究していた半導体は、目に見えないナノの世界。就職は、逆に、目に見えるものをつくる仕事に就きたいと考え、ミヤナガの会社説明会に参加しました。商品開発を見学させてもらうと、物の成分を分析する元素分析装置など大学と同じような研究設備があり、自分にとって研究開発しやすい環境だと思いました。生産技術で新鮮だったのが、同じものができるように設備や工程を考えることが仕事だということ。半導体は再現性のある研究テーマではなかったので、面白そうだと興味が湧きました。ミヤナガのドリルの速度で耐久性を上げるには?と考えた時、「良く切れて長持ちするカッターをつくること」だと思い、それを実現するために入社しました。
マンションや街中の工事でも音が静か、お風呂場の磁器タイルにもスムーズに穴をあけられる湿式ドリル。主に、水をかけながら使うダイヤカッターの既存製品の改良をしています。まず現状を競合製品と比較し、1穴あけるのにかかっている時間を1/2に短縮、穴あけ数を2倍になど目標を設定。先輩方のこれまでのレポートを参考にしながら予想を立て、CADでサンプル品を設計・製図します。次に製造部に相談し、現場から意見をもらいながら作成。サンプル品カッターを実際に穿孔(せんこう)し、性能を評価します。1回で目標に到達することはなく、なぜ予想と違ったのか原因を突き止め、製造と落としどころを考え、図面も少しずつ修正しながら…を繰り返し、目標に近づけていきます。新発売の「アクアリサイクル」も、前任から引き継ぎ、形にしました。これは、湿式ドリルで使われる水を再生利用できるシステム。製造や品質環境と一緒になって、工事後の汚水処理の手間を解決する、環境に配慮した製品をつくりました。
入社当初からの目標だった、良く切れて長持ちするカッター。現実はそんなに甘くはありませんでした。作って、評価して、失敗して…それでも負けずに粘り強く取り組んだ結果、ようやくサンプル品を完成させることができました。これが私の開発第1号。これから量産体制に入ります。そうするうちに、次の既存製品の改良が待っています。まだまだできないことも多いですが、様々な部署の方々に教えていただきながら進めていこうと思います。
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