私は『自分が働きたいと思えるかどうか』を一番に考えてエステや建築関係など業種を問わず、様々な企業を調べていました。
大学でマイノリティについて学んでいたこともあり、様々な企業情報を見ていくなかで『立場の弱い方や困っている方の力になれる職に就きたい』と思うようになりました。そんな中、はりまっちさんでコロロに出会い、直感で「ここで働きたい！」と強く思ったことを今でも覚えています。
福祉職といえば、専門知識と資格必須のイメージが強く、文系の4年制大学に通っていた私では就職できないのかと諦めかけていました。ですが、コロロにはコロロメソッドという独自の療育プログラムがあり、専門知識や資格が無くても1から学ぶことができます。先輩職員との年齢が比較的近いこともあり、日々の支援での疑問点なども聞きやすく、皆さん快く丁寧に教えてくださいます。風通しが良い職場環境だと入社後に思いました。

生活支援員として勤務し、早番（7：30〜16：00）、遅番（13：00〜21：30）、夜勤（15：00〜翌8：00）の3交代制で利用者さんの生活を支援しています。利用者さんが社会の中で生きていく力を身に着けるために、利用者さん１人に対しスタッフ1人で個別化するのではなく、約20人の利用者さんに対し数人のスタッフで日々支援をしています。
また、企画担当として様々なイベントの企画から運営を行っております。利用者さんに楽しんでもらうことはもちろんですが、スタッフも一緒になって楽しめるイベントを企画できるように日々奮闘しております。毎月お誕生日会があったり、スポーツ大会があったり、季節のイベントもあります。ハロウィンの日にはスタッフも利用者さんも皆で仮装をして1日を過ごすなんてことも！

入職して少し経った頃のことです。私の顔を見ると「う！」とおっしゃる利用者さんがいました。最初のうちは支援でいっぱいになってしまっており、何のことかわからなかったのですが、もしかしてと思い、その方が「う」と言った後に、私が「え？さ？」と問いかけると「か！」と嬉しそうに返してくれました。名前を覚えてくれたことがスタッフとして認められたような気がしてとても嬉しくなったことを覚えています。入職2年目の今では私の顔を見ると「う、か（さ）、か、せんせい！」と言ってくれます。かなり離れていても私を見つけて名前を呼んでくれることがあるので、その時はびっくりします。
また、利用者さんの様々な一面を見ることができた時は嬉しい気持ちになります。何ができて何ができないのかという発見も面白いですし、花火や節分の鬼（スタッフ）を見て怖がっている様子を見るのも普段あまり見ないので可愛いなと思います。