日新産業を知ったのは、学校に届いていたパンフレットがきっかけです。そこに掲載されていた写真には、楽しそうに仕事をする社員さんの笑顔がいっぱいで、すぐに興味をもちました。実際に会社見学に行くとイメージ通りで。すれ違う社員さんたちが挨拶をしてくださり、あたたかく迎え入れてくれたことに安心したのを覚えています。社長とも話す機会があり、そのおもしろいキャラクターにビックリ！ この人柄が会社の明るい雰囲気を作っているのだと感じました。面接は数回に分けて、当時の事務員さん7人全員と会いました。「誰か1人でも採用に反対すれば内定は出せない。でも採用が決まれば自信をもってね。」そう事前に社長から言われていたので、内定をいただけたときは本当にうれしかったです。

2次元画面を作成するCAD業務がメインです。お客様の注文をもとに、銅板を機械で切断できるようデータを作成しています。入社当時CADは未経験で、図面の見方もイチから教わり、細かいルールなど覚えることは盛り沢山。それでも、先輩の熱心なサポートのおかげもあり、秋頃には1人で任せてもらえるようになりました。図面作成の納期は10分〜2時間程度と依頼によって様々ですが、時間に余裕をもって完成させることができると自分自身の成長も実感できます。1度だけ大きな失敗をしたことがあるのですが、それを機にしっかりチェックする習慣もつきました。また、Excelで銅板の在庫管理も行っています。1日の終わりに、入荷分や使用分の重量が合うよう計算式を入力し、間違いがなければ業務終了です。

100個ほどの品物を、ひたすらマウスで線を書いてつないでいく通称“鬼ひっぱり”。これがなかなか大変で依頼がくるとドキッとするのですが、集中力を高めて完成させた時の達成感はたまりませんね。そういった現場の希望に添えるようにデータを完成させて、直接「ありがとう」と言ってもらえた時、単純にすごくうれしいです。その言葉が自信につながりモチベーションも上がります。また、日新産業の自慢できるポイントの1つが社風です。3ヵ月に1回程度、社長や役員と2人で食事に行く機会を作ってくれていて、日頃感じていることを気軽に話せるんです。困ったことを相談すれば、すぐ改善してもらえたり。役員との距離が近く意見をしっかり取り入れてくれる、働きやすいこの環境がありがたいです。