日新産業を知ったのは会社のパンフレットからです。学校で、採用パンフレットがたくさん置いてある中から、大きな機械の表紙に惹かれて取ってみると、それが日新産業のものでした。そこから興味を持ち、会社見学に行くことに。会社見学では現場リーダーの方と一緒に回り、製造の社員全員と話すことができました。みなさん明るくて、とても働きやすそうな雰囲気だと感じ、ますます興味がわきました。面接は4回あり、最初は年齢が近い社員の方だったので自分らしく話せましたが、最後の社長面接はとても緊張しました。それでも、若くて明るい社長の人柄に触れ、社内の雰囲気もこの社長がいるからこそと感じたことが、入社の決め手になりました。

主な業務はマシンオペレーターです。入社1年目のときは鋼板をガスで溶断していました。2年目の今はレーザーで切断しており、より正確な作業が必要になっています。仕事の流れは、営業からの切断伝票をもとに鋼板を選び、CADで作ってもらったデータを機械に読み込んで切断します。板の厚みで切断スピードは変わり、分厚いものだと10分ほどかかります。他にも、クレーンを操作して切る前の鋼板を移動させる作業や、トレーラーやトラックが運んできた鋼板を工場内に降ろす入荷対応があります。仕事で心がけているのは、安全に作業すること。特にクレーン操作のときは、周りに人がいないかよく確かめ、ケガがないように注意しています。

自分で切断した部品が使われている完成品を見るとうれしいですね。営業の人が「こんな風に使われているよ」と教えてくれたことがあって、めちゃくちゃデカイものになっていて感動しました。今は一人で仕事を任されるようになり、自分なりに工夫して動いています。効率よく働いて定時に終われると達成感がありますね。効率を上げるには、機械を止めないことが大事なんです。2台機械があれば、どちらかを常に動かすようにします。前もって準備して鋼板を台に置いておくと、機械を止めなくてすみます。これは、先輩を見て学びました。これからもっと経験を積んで、会社のすべての機械を触れるようになりたいと思います。この会社は明るい人ばかりで接しやすいです。会社全体の飲み会もありますが、22歳以下の集まりなど、いろんなグループの懇親会も多くて楽しいですよ。