高校卒業後は進学か就職か迷いましたが、自分を受け入れてくれる会社で働いてみようと就職することにしました。日新産業との出会いは、担任の先生から勧められた合同説明会。たくさん並んでいるブースの中で、自分たちの年齢に近く、明るい雰囲気でひときわ目立つブースが…そこにいた担当者お二人の人柄に惹かれました。工場見学でも若い先輩社員が多く、ここでなら伸び伸び働けそうだと感じたことが、入社の決め手になりました。入社前は、製造は体力系のキツイ仕事というイメージでしたが、日新産業では機械オペレーターとして機械を操作して加工を行うので、意外と過度な労働はないなと感じたことを覚えています。

製造を8年経験後、2年前に営業へ異動になりました。私自身は、いろいろな職種を経験できる方が、自分自身の経験やスキルの幅も広がると思っています。営業は、ルート営業と既存のお客様からのご紹介による新規営業もあり、私は現在30〜40社を担当。お客様は複数社と取引をされているので、その中で日新産業のシェア率をいかに高められるかが勝負です。私は、とにかくお客様との接点を増やそうと戦略を立てました。他社が1〜2ヶ月に1回しか訪問しないところ、2週間に1回の頻度で訪問。仕事の話はもちろん、世間話やプライベートの話までできるような関係性を築けたら、自ずと受注量も増えていきます。競合他社の情報を教えてもらって対策を練ったり、製品に対する改善のご要望をお伺いして社内にフィードバックし、品質の向上にも努めています。

日新産業の強みは、何より短納期とアフターフォローの充実。それが評価されて、大口注文をいただいたことです。ライバル会社が納期に2週間かかっていたところを4日に短縮して提案。お客様から「ありがとう、助かったわ」と感謝のお言葉までいただきました。後輩たちにも、のびのび働ける環境を創っていきたいですね。その上で、昇進したり、優秀社員賞などを受賞する姿を見ると嬉しくなります。もちろん私自身も、現在の営業リーダーからステップアップして、将来の日新産業を引っ張っていける存在になりたいと思っています。

将来の予測が難しい時代ですが、やはり就職してみないと自分自身の目標も見えてこないのではないでしょうか。仕事内容や給与だけでなく、職場の雰囲気や社員の人柄、その働きぶりを自分の目でしっかり見て確かめて、長く働けそうな会社を選んで下さい。