学生時代は吹奏楽部の活動に夢中で、気がつくと就活に出遅れてしまって…。アメリカ留学も含め、英語を学んでいたので、ホテルや販売など接客業を志望していました。ですが、なかなか決まらず、年末にハローワークへ。地元企業の事務職志望に転向し、業種に関係なく数社を受けました。その中の1社が、実家から通いやすいツボサカ精工でした。工場見学で生まれて初めて見るものづくりの素晴らしさに感動、社長との面接もアットホームで。ハローワークの担当者にも、本社工場の近くに住む父の知人からも「イイ会社やよ」と勧められ、安心して入社しました。

現在は、受注・出荷管理をしています。担当は製品ごとに分かれ、私は取引先様6社、約50種類の製品を担当しています。お客様から受注があれば、在庫状況をチェックし、納期通りに出荷できるかを確認して、速やかに回答。新たに加工が必要な場合は、工場へ製品の種類・個数・納期を連絡します。
出荷準備には、出荷伝票を発行し、納品トラックの行先と積載予定を決定。自社と外部委託のトラックがあり、積載効率を考えて翌日に出荷する製品をリストアップします。最初は、製品ごとに異なるパレットのサイズや、どんな風に積み込まれているかを勉強しながら。ひとりで出来るようになるまでに1年かかりました。4月には新入社員が入社。入社当時、何もわからなかった私を先輩が丁寧に指導して下さった経験があるので、私も同じように後輩を指導することができています。

担当を持つようになってから責任感が生まれ、仕事にやりがいを感じるようになりました。デスクワークだけでなく、電話やメールを通じて社外の方と接することも多く、接客業を目指していた私は満足しています。とくに電話応対は、会社の印象に直結します。お客様とお会いすることがなく、声のみの対応なので明るく丁寧にを常に心がけています。迅速に納期回答をした時に「ありがとう」とご連絡をいただくと嬉しくなりますね。私の名前を覚えて下さる方も、1年目は2社ほどで4〜５名の方でしたが、今ではずいぶん増えました。昨年は取引先様を訪問する機会があり、初めて担当者の方とお会いすることもできました。ツボサカ精工は、同世代の若い社員も多く、1泊2日や日帰りの社員旅行はもちろん、忘年会も、毎回、盛大に盛り上がります。日頃話すことのない社員の方とも話せる絶好のチャンスです。