業種:メーカー(鉄鋼・金属・鉱業) / メーカー(精密・医療機器)
社会基盤を整備する土木工学の学びを活かして、廃棄物コンサルタントをしていたのですが、あまりにも残業が多くて。これまでとは全く違う仕事に就きたいと転職活動を始めたものの、当時は派遣社員の募集がほとんどでした。そのような状況の中、大阪冶金興業の社長と私の父が知り合いで、面接を受けることに。歴史があって安定感があり、新たなことに次々とチャレンジする活気溢れる会社。休日出勤や残業はほとんどなく、扶養家族手当など福利厚生が充実していることも魅力でした。モノづくりの経験がないので不安でしたが、社長から「特殊な仕事なので、専門知識やスキルは、入社してから覚えてくれたらいい」と言われ、思い切って飛び込んでみることにしました。
真空熱処理加工は加熱炉の温度管理が難しく、また熱処理後も見た目が変わらないため、高精度な検査機器を使ってお客様の仕様に合っているかどうか、出荷前に検査をしなければなりません。工場には約40の加熱炉があり、各炉は半年に1回の定期点検が社内で定められています。正しく温度を測定するために必要な熱電対を交換したり、温度を記録する機械に問題がないか、炉内の四隅と中央の温度が規定内かをチェック。1つの炉を点検するには、半日から1日かけて準備し、夜通し温度を測定して、翌朝データを確認します。とくに熱電対は、新品購入時と炉使用後にも校正。温度を確認しながら熱処理を行う場合は、熱電対を製品に取り付け、測定の準備をします。また、温度管理に関するデータ整理も大切な仕事です。お客様からの製品入荷時と出荷前には、外観検査や硬さ測定などをおこない、各計測機器が正しい値を示しているか、定期的な校正も欠かせません。品質保証の業務を指導するため、年1〜2回、新入社員などに向けて座学やOJTも行っています。
工程を調整してもらい、毎月6〜7の加熱炉の点検を行うのですが、1年を通じて現場に支障なく、無事にすべての温度管理業務が終わると、達成感があると同時にホッとします。また、新しい炉の立ち上げで、微妙な調整を行い、温度分布が均一にうまくいった時も感動しますね。そんな私も、一度、高価な熱電対を踏んで折ってしまったことが…。二度と同じ失敗を繰り返さないために、各炉に熱電対専用容器を設置することを提案したら、社長から改善提案表彰と報奨金をいただいたんですよ!そのときは、驚きとともにうれしさが込み上げてきました。
就活中の学生の皆さん、大阪冶金興業にはコワイ人はいませんし、未経験者にも一から丁寧に教えてくれます。ぜひ一度、三木工場の見学に来てください!
この人から会社の話を聞きたい!
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先輩社員たち
イノベーションに挑む。産官学連携の国家プロジェクトは刺激的です。
未経験でもやる気が大事。社会インフラを陰で支える、責任のある仕事です。
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