業種:メーカー(鉄鋼・金属・鉱業) / メーカー(精密・医療機器)
電子部品メーカーで金属粉末を扱う工程の立ち上げに携わった経験があり、大阪冶金興業で金属粉末を材料にして金属部品をつくる任務の仕事があると、転職エージェントから紹介されました。最初は勤務先が三木市と聞いてピンとこなかったのですが、とりあえず大阪本社へ。社長直々の面接で、お会いした途端に、ビジョンや想いを熱く語られ、「大学時代から研究を続け、その論文を国際会議で発表したこともある金属粉末を実用化・事業化したい。」「だから、英語が堪能で、金属関係のことがわかる人を探している」と打ち明けられました。社長の情熱に圧倒され、私自身も俄然興味が湧いたので、挑戦することにしました。
入社後しばらくして欧州へ出張し、特殊金属粉末を製造するガスアトマイズ装置を導入。現在は、その装置で新たな金属材料の粉末を創り出し、その粉末を原料に用いて、国家プロジェクトの航空機部品や医療機器などの金属部品開発に取り組んでいます。社内横断のプロジェクトチームが組まれ、国内トップクラスの様々な大学や企業との共同開発です。2〜3案件をマネジメントしながら、自分自身も加工機械を動かし、試験の準備をし…開発の進捗状況を報告するため、社内の各試験装置を駆使して必要データを取得し、資料もまとめておかなければなりません。会議では、その結果をもとに議論を重ねていきます。私は、当社が所属する学会や業界団体の委員も務めており、研究成果を関連業界の国際会議や学会で発表することもあります。国家プロジェクトには決められた期限がありますし、検査で本来含まれていないはずの微量な有害元素が見つかって行き詰まってしまうことも。困難はつきものですが、諦めず、粘り強く、一つ一つ乗り越えて前へ進むしかありません。社長の厳しい言葉にもヘコみますが、その度に心を引き締め、果敢に挑んでいます。
ここには最先端の分析・検査装置が揃っているので、原因を追究することができ、対策を講じることができます。外部顧問や元大手エンジニアなど、経験や知識が豊富な先輩方にも相談できる環境で、思いもよらない方法で課題や問題を解決できることもあります。新たな知見をもとに新規品の開発を進めていけることにやりがいを感じますし、常に新たな開発テーマに取り組んでいるので、仕事に飽きているヒマなどありません。部門間の垣根をなくし、お互いに助け合いながら、全社員で成長していこうとしている会社。転職が当たり前の時代ですが、一生ここで働き続けたいと思っています。
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先輩社員たち
未経験でもやる気が大事。社会インフラを陰で支える、責任のある仕事です。
真空炉の徹底した温度管理と出荷検査で、熱処理の品質を守っています。
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