就活はそれなりにしましたが、何かしたいことがあった訳ではなく、漠然と営業系の仕事をすることになるんだろうなと考えていました。当時の就職状況はすごく厳しくて、大学のゼミの推薦とかそういったものは一切ありませんでしたね。だから、父が今の会社の会長と知り合いで、「（会長が）これから事業拡大していくので人が欲しいと言っている」と聞かされ、お世話になることにしました。決め手は、地元の企業で社名も知っていましたし、人が生活し、経済活動をしている以上、ゴミは必ず出ます。扱う廃棄物の形は変わるかもしれませんが、仕事がなくなることはありません。創業８年目で、リサイクルにも力を入れていくということから、これからますます大きくなっていくだろうと思ったからです。

今は、一般廃棄物事業部で勤務しています。ご契約いただいている企業様からはゴミ処理費の見積りを依頼されたり、新規のお客様からは処理費の問い合わせをいただいたり、必要に応じてゴミの量や回収頻度の打ち合わせのために訪問します。他にも、加古川市から急ぎの仕事を依頼されることもあります。お客様は企業様が7割程度。残り3割は個人のお客様で、自宅の片づけや引っ越しの際の不用品処理が中心です。日頃からで気をつけていることは、回収車のメンテナンスと時間管理をしっかりおこなうことです。それを怠ると心の余裕がなくなり、事故につながるので、従業員を焦らせることがないよう仕事の手配には気を付けています。

当たり前ですが、お客様から「ありがとう！」と言われたときは嬉しくなりますね。新型コロナの影響で社会全体に自粛ムードが広がっていた頃、回収したゴミ袋に手紙が貼ってあり、「大変な中、ありがとうございます」と書いてくれていました。本当に感激しましたね。また、新規の契約が取れたときは、やりがいを感じます。加古川市内には競合他社が10数社あり、競争も激しいので、大きな仕事を取れたときはなおさらですね。当社はまだまだこれから伸びしろがたくさんあり、それだけにチャレンジ精神あふれる若い力や、新たな発想が求められています。ぜひ一緒に働きましょう。