前職はメーカーで自社製品の営業をしていたのですが、会社の将来性に不安を感じ転職を決意。そのとき出会ったのが日野金属産業です。リサイクル業という将来性のある業界に興味がわき、自身の営業経験も活かせると思い応募することに。オンとオフのメリハリがあり、自分の時間がしっかり確保できることを転職活動の軸にしていたので、年間休日が110日あり、残業が少ないという点にも魅力に感じました。入社して早10年。12月と3月の繁忙期は多少残業することもありますが、それ以外はほとんど定時で帰ることができ、仕事とプライベートの両方が充実しています。

テレビで見かけるような大手電機メーカーをはじめ、金融機関、行政機関、大学などを訪問し、生産廃材や廃棄品（製品・部品・機器・設備など）など、再資源リサイクルについて提案するのが僕の仕事です。電子機器を扱うところであれば、業界は問いません。今や小中学校でも1人1台端末が支給される時代になり、自治体からまとまった案件をいただくこともあるんですよ。担当エリアは兵庫県、京都府北部、岡山県、鳥取県と幅広く、1日に3、4件のアポイントを入れることが多いですね。時にはトラックに同乗して作業の補助をしたり、営業車で廃棄品の回収を行うこともあります。また、配車担当者と回収日程を調整するのも大切な仕事のひとつ。毎日決まったルーティーン業務ではなく、臨機応変さが求められる仕事です。帰社後はメール対応などの事務作業が中心で、商談内容に応じて、お見積書や契約書を作成します。

たくさんの方と出会えるのが営業の魅力。日野金属産業の取り組みを少しずつ理解してもらうと同時に、僕自身のことも知ってもらいます。「衣川さんにお願いすれば安心や」と仰っていただくときが、この仕事を選んで良かったと思える瞬間です。最初は表情が硬くあまり話してくれなかった方が、回数を重ねる内に笑顔を見せてくれるようになったのも、諦めずに通った結果。他にも、私生活のことを話してくださったりすると、距離が縮まり、信頼関係が築けたような気がしてうれしいですね。もちろん、相見積もりに負けて悔しい思いをするなど、楽しいことばかりではありません。それでも、ノルマもなく伸び伸びと働かせてもらえる環境は、職場自慢の一つ。頑張った分だけ結果も付いてきます。何より会社の業績は右肩上がりに成長を続けていて、今後も安心して長く働ける会社だと実感しています。